ラジオの周波数と対人関係

最近はテレビを見ることはあまりなくなりました。

 

代わってラジオを聴いています。ラジオは想像力を高め、

 

見えぬ先の話し手の表情や物越しなどをイメージしながら

 

聴いています。

 

ところで昔のラジオはチューナーを回して周波数を合わせるのも

 

面倒な作業でした。今のようにデジタルではなくバリコンと

 

呼ばれる手で回す器具を少しずつ回しながら電波をとらえたものです。

 

ラジオからの声や音を拾うために、こちらからチューナーを

 

微調整していたわけです。

 

これは実は人との関係に於いても同じことが言えそうです。

 

相手を理解するためには、こちら側がチューナーを合わせる、

 

とは言え、周囲を見渡すと自ら周波数を相手に合わせようとする

 

人は意外に少なく、どちらかと言えば自分の主張を先にして

 

相手の周波数にはなかなか合わせようとしないのいです。

 

友活の場合は、自らを内省し、己を高める修行のようなものと

 

考えられますが、相手を変えようとする身勝手は周波数を合わせずに

 

このラジオは音声を発しない、と言うことと同じでしょうか。